プロジェクタ生活が定着してきたので週末映画継続中。こないだ観た『メッセージ』がとても良かった。
異星人が地球に現れて交流していくSF物やけど、何より宇宙人の描き方がめちゃめちゃカッコよかった。よう分からん物質の中に7本足だけうにょうにょ動いてて、発話は無く会話は水墨画のようなビジュアル化された言語、しかも「時間軸が無い」という設定やけど、ちゃんと2時間の中にその概念をきっちり収めて伝えてくれてて見事としか言えんかった。エイリアンみたいな形状で描く時代ってとっくに終わってたのね、、
ただしSFてのはあくまで物語の表面上の設定で、最終的に人生観や哲学にテーマが帰着させ、ただ非日常を体感してスッキリ!な作品に終わらせてないってのが、この映画が絶大なる評価を得てる最大のポイントやと思う。こうゆう感覚は小説でもたまに味わうな、なんか例となる小説あったかな、思い出せん。。ああ、なんのためにレビュー書いてんだか。けどそう、「◯◯というテーマじゃないのに、結果的に◯◯」みたいな、逆説的に意味を持たせるこの感じ、すごく好きでした。(なんてファジーなレビュー)
日曜は久々格闘技漬け(ネットで)。朝はUFCでジョゼアルドが引くほどのボディブローで復活を遂げて、我らがアルバレスが得意分野の立ち技で殴り負けた素晴らしい大会やった。夜はRIZINで我らが五味ちゃんが見事なKOで会場大爆発してて、グローバルスタンダードから置いてけぼりな日本やけど盛り上がることはいいことやと久々に胸が熱くなった。ただ一人のグローバルスタンダード・堀口は相変わらず唯一神っぷりを発揮してたが、これで国内総合の主要団体のトップを全員倒したことになるので、いよいよやることなくなってきて悲しい。UFCは軽量級のファイトマネーが少ないそうやから、堀口の首を狙った強豪をいい条件で輸入して、軽量ジャパンを作り上げてくのが一番いい形やと思う。ホンマ、地上波ゴールデンで2時間も格闘技やってくれる良い時代が戻ってきて嬉しい、、