花粉ヤバい。こんなやったっけ?20年以上アレルギーで苦しんできたけど、これまで以上にヒドい気がする。けどこんなこと毎年言うてる気もする。誰かが言うてたけど、こんだけ世の中が花粉花粉て叫んでるんは平成で最後にしてほしい。次の元号の世代の子供たちは「えっ?平成てみんな花粉なんかに苦しんでたん!?」て笑い飛ばしててほしい、そんなことを可能にする新薬が出てほしい。
今年のゴールデンウィークはウラジオストク、シンガポール、香港と二転三転プランが転んだ挙句、最終的に姉夫婦が住むタイランドに決定した。人生2回目。初の子連れ海外やけど、家族が現地に住んでるっつう安心感に勝るもんはない。そしてなんと言ってもムエタイの聖地・ルンピニーのすぐそばという立地。あんま寺院とか興味ないので、姉ちゃんに教えてもらった美味しいご飯やさん行きつつムエタイ観戦という至福の連休を過ごしたい。にしても予約サイトのエアアジア、優れたGUIに似合わず「いかなる場合も払い戻ししない」てゆう強気な姿勢がかっこよかった。
『テロ』に続いてシーラッハの『犯罪』を読んだ。
翻訳大賞受賞作。殺人事件の短編集で全てなかなかに描写がエグく、また最後のオチがイマイチ理解出来んかった話も何編かあったけど、それも含めた独特の世界観が何とも気持ちよかった。特に好きやったのは『ハリネズミ』と『幸運』。登場人物それぞれにちゃんとキャラを吹き込んでて、ちょっとのページ内で一気に感情移入するってゆう感覚が特に強かったのがこの2編。まあいずれにせよ訳を介してるってゆう前提があるから、この世界観を創り出してるんが著者なのか訳者なのかってのは一生分からんという悲しさ。