友人に教えてもらったAnchorというアプリで、大学時代の友達と2度ほどラジオを録音した。衝撃なのがその音質で、関西と関東の遠隔録音にもかかわらず、まるで隣にいるかのようなバランスで録音されてて技術革新を感じた。原理はよく分からんけど、多分Anchorのサーバ上で各端末からの音声を蓄積し続けて、録音終了次第それらの波をバランスよく足し合わせて1つのメディアに落とし込むみたいな作りなんかな?それやったら複数人同時録音も簡単なんも想像つく。こんな時代が来たのね・・定期でやっていきたい、めっちゃ面白い。
んで録音した中で、前から気になってたペアプロについて、彼の会社では非常に有意義な制度になってることを教えてもらった。ペアプロは2人ペアになって1つのプログラムをコーディングする技法。休憩時間には何故か卓球して結束力を高めるというところまで織り込み済の一見変わった開発手法やけど、形骸化したコードレビューを打破する良い方法やなぁとは思ってた。けどそれはスキルレベルが全員一定以上持ってる前提で初めて成り立つやり方とも思ってたので、実際に取り入れてる人の意見はとても興味深かった。話を聞いた感じやと、スキルレベルがバラバラなウチの会社やと多分うまくいかなそう(笑)。けどオモシロ半分でとりあえずトライしてみるのは悪くない気もする。来年度提案してみようかしら・・
『Orange is the New Black』を読んだ。知らんかったがNetflixでドラマ化されてた。
友人にそそのかされ薬物に手を出した罪で、13ヶ月刑務所に入れられた著者の自伝的エッセイ。濃いめのキャラの囚人や看守が続々と出てきて、圧倒的にドラマ化のし易さで溢れてた。
途中から若干飽きてくるものの、最後に著者が刑期を終えシャバに戻るとこがどう描かれてるかが気になって読みきったが、刑務所生活を経て著者の人生観がガラッと変わってるトコがすごく印象的やった。人はそれぞれシャボン玉に囲まれて生きてて、どこまでいっても1人であるって考え方をもともと持ってた著者が、はじめは刑務所のあらゆる矛盾に辟易しながらも、最終的にはシャバにいるフィアンセでも親でもなく、刑務所生活を共にした囚人たちに支えられて刑期を終えたことに感謝する「支え合いの精神」みたいなものを悟るようになる。んで社会復帰した今は、刑務所の環境改善を求め活動に勤しんでて、結果論やけど刑務所生活を経たからこそ今の著者の活躍がある形になってる。
そこがドラマではどう描かれてるんやろか。キャラだった刑務所内のドタバタ劇をコメディタッチで描かれてるだけなんやったら惜しい。是非この著者の感情の変化にフォーカスしたものにすべき(偉そう)。