昨日は保育園の進級式で、娘が1年間無事に通えたこととこれからもよろしくの気持ちで参加した。私服で行くべきか否か迷い、結局ネットで見た「悪目立ちが1番やばい」というパワーワードを頭から拭えず、ティピカルな日本人の血がスーツを俺に着させた。土地柄からかお洒落な夫婦と子供がそこかしこにいて、韓国子供服で2000円也の服を着た娘に申し訳ないと思いつつ、みんな違ってみんないいなぁと納得させた。花粉症で2週間くらい絶不調やけど、始まりの季節感を味わえてとても良い1日やった。
プロジェクタが壊れた。次はリコーかLGにする。「二度とソ◯ニー製は買うまい」と心に誓った。壊れる直前に何とか『インターステラー』と『オブリビオン』を滑り込みで観た。こんな素晴らしい作品をタダ同然で観れるプライム、有り難いです、、
どちらも素晴らしかったけどとにかくインターステラー!!ぁああぁぁあっぃ!!!3時間という大作ながら全く飽きることなく観終わりました。
宇宙の話って大変失礼ながらいい意味で厨ニ病感あって、夢もロマンも詰め込まれた話ばかりでアガるんやけど、本作はその幻想が全て可視化されてることがとにかくすごい。「ワームホール」「5次元」「特異点」とか、厨ニに成り切って喋ってるだけでなんかオキシトシン出るじゃないスか!?それが全部映像に落とし込まれて、出演者たちは至って真面目にその世界を演じてるんです。その本気度に終始打ちのめされた3時間。
もちろんツッコミどころはたくさん。
なぜクーパーが目覚めるまで誰もアメリアを助けに行かなかったのか、
重力のデータを秒針の動きだけでどうやって伝えたのか、
そういった素朴な疑問は数々湧き出るものの、そんな野暮ったい思いは映画美に飲み込まれて気にならなくなった。
ただ『オブリビオン』、こちらはというと、たしかに同じく映画美にうっとりはしたものの、どうしても最後のオチに納得できず、モヤっとボールが投げ込まれた。
(以下、ガッツリネタバレになりますが)
最後トムクルーズは侵略者と自爆を図って死にますが、その後クローンのトムクルーズが妻の前に現れて、再び出会えて良かったねという大団円で物語が終わります。
ただ僕はてっきり、侵略者が死んだことにより、侵略者に複製された大量の「クローン・トムクルーズ」も全員死んだんやと思ってたんで、最後のシーンで一気に醒める気持ちが抑えられませんでした。だってクローン・トムは大量におるわけで、そうなると同じく大量コピーされたヴィカも全員地球に生き残るわけで、地球には「生き残った僅かな人間 ➕ 大量のトムクルーズ&ヴィカ」という、何ともいびつな生態系が出来上がるわけです。こうなるとせっかくトムに再び出会えて泣いてた妻も、数日後には街中で別のトムに出会って、次の日はまた別のトム、、とゆう、一妻多夫のような人生を送ることになる。
ここくらいまで想像が及んでしまい、それまでの緻密なストーリーが全部薄れてしまう事態に陥って非常に惜しかった。けど最後以外はホンマ良かったす、大大大満足の2作。