仕事が忙しく、奥さんと下の子の体調不良も相まって今週は疲れた。日中は会議、および後輩と協力会社さんの管理でほぼ手を動かすことができず、かといって己のタスクがなくなる訳ではないので寝かしつけ終わった10時ごろから仕方なしにコーディングする、、というよくないスタイルで何とか乗り切ってる。多分コロナで家で仕事する形が自然となった今、俺みたいなメーカ勤務でないIT業界のエンジニアとか、顔の見えない業務時間にひたすら仕事ブリってる人らいっぱいおるんやろなと、リモート世界が生んだ弊害を憂う。
久々に粘り気の強い自己啓発を読んだ。忙しい時に読むとやぱ早めのパブロン並みに体に沁みた。
一言で言うと「ゆっくり話すと自他共に自律神経整いますよ」という本。正直それしか残らんかったが、それだけ残っただけで十分収穫というか、今週意識するとかなり良さを感じた。ゆっくり喋る上で、自分が今
「感情」「天気」「環境」「予期せぬ出来事」「相手の様子」「時間」「自信」「体調」
の8個のうち、何に心を乱されているか意識せよというのが著者の主張。今週個人的には後輩くんが上司に叱るというより怒られてて、この場合「相手の様子」で乱されてるな、と自覚するだけで冷静になれる自分がいた。他にも、ゆっくり話そうとするだけで言葉が丸くなるし、正確になるし、結局相手に伝わりやすいという感覚も得た。うーんこれはよかった。
ただ後半、やはり世代ギャップというか、著者が妻に対して明らかにおかしな表現をしてたのでそこはイラついて飛ばした。簡単にいうと「仕事も家事も頑張る妻に感謝しましょう」というスタンス、
「いや、お前が家事やれや!!!」
て電車で思わず声が出そうになってこらえて1章分丸々飛ばした。
また、高嶋ちさ子話題の著『ダーリンの進化論』読んだが、久々に全く面白くない本で残念だった。
今の時代に珍しいとんがった育てられ方を綴った著者のエッセイだったが、本書を通じて言いたいことが全くわからなかった。「こんな育て方もあるんですよ」ならまだわかるが、言葉の端々から「こんな育て方でもビッグになれた私すごいでしょ」的な印象を受けて全く入ってこなかった。考えすぎかな・・ メルカリで一瞬で売れたんで話題の著書みたいやが正直理解できず。