2013-01-01から1年間の記事一覧
個人的に、2013年に読んだ本を挙げておきます。 今年は女性作家に傾倒しすぎた感がありますので、来年はゴリゴリのミステリーや自己啓発に手を出そう。 (2013年以前に読んだことのある本は除いています。また、決して2013年に出版された本以外もたっくさん…
『骨を彩る』 / 彩瀬まる ★ × 93 どうしようもない、わからない、取り戻せない、もういない―。なかったことにできない、色とりどりの記憶が降り注ぐ。最大注目新鋭作家、書き下ろし。 内容(「BOOK」データベースより)
『愛を振り込む』 / 蛭田亜紗子 ★ × 78 (内容紹介) ある千円札を手にした女性6人の、満たされない欲望と葛藤をむき出しに描いた、体と心がアツくなる恋愛官能小説。 愛に飢え、自分を持て余し、将来に悩み ―― でも、このまま、ずっと足踏みはしていられな…
『あなたの前の彼女だって、むかしはヒョードルだのミルコだの言っていた筈だ』 / 菊池成孔 ★ × 92 今となっては「思い出すのもウンザリ」するほど豊かだった、05年から10年までに渡り、菊地成孔が『kamipro』に実質上の連載としてほぼ毎号、休刊まで行って…
『円卓』 / 西加奈子 ★ × 87 内容(「BOOK」データベースより) 世間の“当然”に立ち止まり、悩み考え成長する物語。うるさいぼけ。なにがおもろいねん。 平凡やしあわせに反発する琴子、小学3年生。好きな言葉は、「孤独」。
『暗い夜、星を数えて』 / 彩瀬まる ★ × 86 (内容紹介) 3月11日、恐ろしいほどの暗闇の中で25歳の小説家が見たものは。衝撃の手記。 ひとりで東北を旅行中、私は常磐線の新地駅で被災した。命からがら津波を逃れ、見知らぬ人の家で夜を明かした次の日、原…
『お父さん大好き』 / 山崎ナオコーラ ★ × 92 恋人ではないけれどセックスはする会社の先輩と、セックスはしないけれどつきあっている30歳年上の上司との間で揺れる20代女性を描いた「手」(芥川賞候補作)。NHKラジオ文芸館で異例の話題となった、血のつなが…
『人のセックスを笑うな』 / 山崎ナオコーラ ★ × 94 (内容紹介) 19歳のオレと39歳のユリ。恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた「思わず嫉妬したくなる程の才能」と選考委員に絶賛された、せつなさ100%の恋愛小説。第四一回文藝賞受賞作。
『困ってるひと』 / 大野更紗 ★ × 90 内容(「BOOK」データベースより) ビルマ難民を研究していた大学院生女子が、ある日突然、原因不明の難病を発症。自らが「難民」となり、日本社会をサバイブするはめになる。想像を絶する過酷な状況を、澄んだ視点と命…
『ジ・エクストリーム・スキヤキ』 / 前田司郎 ★ × 85 10年以上聴き続けている音楽。もう会えないと思っていた人。奇跡なんて他人事だと思ってた私たちのあの日の特別なあれ。 内容(「BOOK」データベースより)
『こころの処方箋』 / 河合隼雄 ★ × 88 (内容紹介 ) 「耐える」だけが精神力ではない。心の支えは、時にたましいの重荷になる。 ――あなたが世の理不尽に拳を振りあげたくなったとき、人間関係のしがらみに泣きたくなったとき、本書に綴られた55章が、真剣…
『朗読者』 / Bernhard Schlink ★ × 85 内容(「BOOK」データベースより) 15歳のぼくは、母親といってもおかしくないほど年上の女性と恋に落ちた。「なにか朗読してよ、坊や!」―ハンナは、なぜかいつも本を朗読して聞かせて欲しいと求める。人知れず逢瀬を…
タイトルひどいな… 最近忙しくてあまり本が読めていないので、今日会社帰りに思ったことを書き留めておきます。
『ノーライフキング』 / いとうせいこう ★ × 83 内容(「BOOK」データベースより) 小学生の間で空前のブームとなっているゲームソフト「ライフキング」。ある日、そのソフトを巡る不思議な噂が子供たちの情報網を流れ始めた。呪われた世界を救うため、学校…
『東京百景』 / 又吉直樹★ × 89 内容(「BOOK」データベースより) ピース・又吉直樹、すべての東京の屍に捧ぐ。「東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい」いま最も期待される書き手による比類なき文章100編。自伝的エッセイ。 読みたい本がないとき、…
『社会を変える驚きの数学』 / 合原一幸 ★ × 80 (内容紹介) 「学校で数学を勉強して何の役に立つのか?」と云う疑問に答えて書かれた本。 学問としての「純粋数学」に対して、応用数学、統計学のように利用する数学がある。この本の内容はさらに、もっと生活…
『楽園のカンヴァス』 / 原田マハ ★ × 82 内容(「BOOK」データベースより) ニューヨーク近代美術館の学芸員ティム・ブラウンは、スイスの大邸宅でありえない絵を目にしていた。MoMAが所蔵する、素朴派の巨匠アンリ・ルソーの大作『夢』。その名作とほぼ同…
『ともだちがやって来た。』 / 糸井重里 ★ × 85
『若いぼくらにできること』 / 今井雅之★ × 83こんなにおもしろい青春を送ったやつがいただろうか。「役者になりたい!」―自衛隊での苛酷な訓練生活、限界をためすため自らに課したマラソンやサバイバル、売れない修行時代―泣いたり、笑ったり、怒ったり、そ…
『勝間さん、努力で幸せになりますか』/ 勝間和代 × 香山リカ ★ × 86 内容(「BOOK」データベースより) 著書『しがみつかない生き方』で、ふつうの幸せを手に入れるためには「“勝間和代”を目指さない」と書いた香山リカ。成功者のアイコンとしての勝間が唱…
『シャッター商店街と線量計』 / 大友良英 ★ × 94 音楽家が線量計を持ちあるく世の中なんて間違っている。 でも、そこからはじめるしか道はない。 福島に住む選択をした人、新天地を求めた人、遠い場所で震災に思いを巡らせた人―「音楽」「祭り」「放射能」…
『ハンサラン 愛する人びと』 / 深沢潮 ★ × 90 ここに生まれて生きていく。 喜怒哀楽、フル回転! そして人生はつづくのだ……在日のお見合いを仕切る「お見合いおばさん」の福のもとを訪れる親子の婚活の実態と、家族の裏事情。 青春・恋愛・夫婦、子育て、そ…
皆さんがどんな時間に本を読んでいるのかが気になります。
『幻年時代』 / 坂口恭平 ★ × 78 4歳の春。電電公社の巨大団地を出て初めて幼稚園に向かった。 なんの変哲もないこの400mの道行きは、自由を獲得するための冒険の始まりだった。 団地以外の生活があること、家族の幸福だけがすべてではないこと、現実は無数…
『人間失格』 / 太宰治 ★ × 90 「恥の多い生涯を送ってきました」 3枚の奇怪な写真と共に渡された睡眠薬中毒者の手記には、その陰惨な半生が克明に描かれていました。 無邪気さを装って周囲をあざむいた少年時代。 次々と女性に関わり、自殺未遂をくり返し…
『天国旅行』 / 三浦しをん★ × 81 内容紹介 現実に絶望し、道閉ざされたとき、人はどこを目指すのだろうか。すべてを捨てて行き着く果てに、救いはあるのだろうか。富士の樹海で出会った男の導き、命懸けで結ばれた相手へしたためた遺言、前世の縁を信じる女…
『野心のすすめ』 / 林真理子 ★ × 88 「有名になりたい」「作家になりたい」「結婚したい」「子どもが欲しい」 ――無理と言われた願望をすべて叶えてきた人気作家による「夢を実現させるヒント」。 「やってしまったことの後悔は日々小さくなるが、 やらなか…
『フェルマーの最終定理』 / Simon Lehna Singh ★ × 95 17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超…
『本棚の本』 / Alex Johnson 牛型、家型、木の枝、本で作られたもの、ななめ、逆さま、うねうね・・・等々、思わず「こんな本棚見たことない!」と唸ってしまう、デザイン性の高い本棚を集めた、珍しい「本棚資料集」。インテリアデザイナーをはじめ、書店…