皆さんがどんな時間に本を読んでいるのかが気になります。
私は完全に通勤電車内オンリーなので、数時間ぶっ通しで読むことがほぼありません。飽き性で体力もないので、長くても1時間強です。
耐えられず、夜中まで読み耽った作品は最近では横山秀夫さんの『64』なんかが当てはまりますが、それって私の中ではかなりレアケースです。
そんな程度の自分が本好きを堂々と公言していることに、違和感を感じます。
角田光代さんが『この本が、世界に存在することに』のあとがきでも触れていましたが、自分が結構本を読んでいるなあと思っても、いざ視野を広げてみると、本を読んでる人って、本当に本を読んでる。笑
それこそ、次の日の予定がどうなろうが読んでる。
お腹が空こうが部屋の冷房がちょっと強かろうが、気にもとめず読んでる。
いや、実際だれだれがこんな風に本を読んでいる姿を見たわけではありませんので推測の域を出ませんが、おそらくこんな風な集中力で本に向き合う人はいると思います。
と、自分の活字欲の欠乏度に疑問を呈することが多々ありますが、
今週は仕事がうまくいかず、電車内でも資料を貪り読まなければ先に進めない課題があったので、読書の時間は丸4日くらいお預けをくらいました。
目の前の課題に対して精一杯だったので、本を読めないことに対して特になにも感じませんでしたが、一通り仕事に目途のついた今日、飲んだ帰りに久々に本を読みだすと、
「やっぱ、本っていいなぁあぁあ!!」
と全身で喜びを感じました。(気持ち悪い)
今読んでいる小説がかなり興味深い(また後日レビューします)ということも当然ありますが、やはり専門書や資料の活字満足度とは一線を画す、それこそ娯楽の意味のみで触れる文章というのはテンションが上がります。
というわけで、私の中にも読書に対するパッションは燃えていました。
読み方に差異はあれど、これからも本好きを公言して、日常の活力にしていきます。
おわり