- 作者: みうらじゅん
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2014/04/22
- メディア: 単行本
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『人生エロエロ』 / みうらじゅん
★ × 85
内容(「BOOK」データベースより)
人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。「週刊文春」好評連載エッセイ。吹き出すエロ話80連発。
1ヶ月ばかり本を買ってなかったので、久々に実りと教養ある生活を、ということで本屋へ行きました。
ベストセラーに今一つピンと来ず、友人に勧められていた小説が見当たらず…悶々とした気持ちで本屋をグルグル、気づけば本書を手に。
本への渇望、けれど見当たらないジレンマがいつの間にかエロにコンバートされ、1200円支払ってしまいました。
されどそこはみうらじゅんさん、取り上げるトピックは俗に言うゲスだけれど、とにかく文章が面白すぎる。
ここまで面白いと、もしやこの本は何かしら社会性・メッセージ性を持つ重大な証言なのでは…!?と裏の今を汲み取ろうとしてしまう程。
けれど「リリーフランキーとそれぞれラブドールを持ち寄って居酒屋に行った」エピソードに当然そんな意味は無いと途中で悟りました笑
本書は週刊文春で2年間「エロ」をテーマに連載されたエッセイのまとめ本でして、週刊誌で移動中や寝る前にサラッと読むからこそ面白い、と思ってましたが、
実際こうやって中々の分量にまとめてドン!と読まされると、それはそれでみうらじゅんさんという「エロ格好いい」おじさんの魅力を更に浮き彫りにしたようですごく良かったです。
レビューは書きようが無いですが、トイレ本感覚で家に置いとくことに意味はあります。
まあ、次はもうちょい実りある本を買うか…