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(商品の説明 )
のんびりしていてマイペース。だけどどっかヘンテコな、るきさんの日常生活って? ハードカバー版を持っている人も、旅行に、通勤に「ポケットるきさん」。思わずほっとすることうけあいです。独特の色づかいが光るオールカラー。 (解説頁・氷室冴子)
一か月ブログをさぼってしまいました…
何冊か本は読んでいたのですが、仕事に追われているうちにレビュー書く気力がなくなり、レビューを書かなくなると何故かしら本も読まなくなるという負のスパイラルに入り込んでしまいました。
けどやっぱりいろんな本を読んで日常に色づけせねば、という気持ちだけはあったので、とりあえず漫画からアイドリングしていきます笑
スタンダードブックストアで新版が発売されたという記事を見て、気になって即買い。
文庫本ですが、オールカラーという贅沢な漫画です。
かなーり良かったです!やっぱ漫画ニッポンすげー
本作は15年前にhanakoで連載されていた作品で、元祖お一人様という異名もあるそうです。
登場人物は非常に少なく、ほとんどが「お一人様」の2人、主人公のるきさんと親友のえっちゃんの会話で終わります。
描かれる展開にアップダウンはほぼ無く、日常の疑問や些細な喜びを淡々と2人が話しているだけの漫画。
(そもそも2人がどんな仕事をしているのかすらよく分からず)
けれどツマラないと思うことは無い、その理由は人それぞれかもしれませんが、個人的には圧倒的に絵がツボすぎました。
勿論オールカラーだからというのもありますが、るきさんとえっちゃんの表情、しぐさ、体全体の動きなど「人の描き方」がビックリするくらい上手で、しかもサラサラと描いているような印象を与える線が滑らかで、読んでいるというより見ているだけでポーッとしてしましました(スマホの壁紙も高田さんが描いたあがた森魚のジャケに変えてもた)。
ということで本のレビューには全くなっていませんが、荒んだ心を浄化させたい方には激プッシュな作品です。