今朝電車で何気なく『ママはテンパリスト』読んだ。娘が生まれてから初めて再読したが、前読んだ時と印象が違ってビックリした。
子どもができたらやりたかったことの一つが、昔読んで感銘を受けた本を改めて読むこと。感じ方とか変わってるんか知りたい。初期瀬尾まいこさんとか重松清さんは家族視点・子ども視点が多いので特に読んでみたい。
と思ってたがまさかママテンも印象変わるとは。とにかく馬鹿馬鹿しい子育てギャグ漫画でめちゃめちゃオモロイのだが(今思い出した、ユリイカの東村アキコ特集、積読したままやった)、今朝読んだ3巻は勇気すら貰えた。
こないだ娘と二人で百貨店行った時、意気揚々とズンズン歩く娘を捕まえて帰ろうとしたら、意志に反した行動を強いられた娘は床をのたうち回って激しく泣いた。通行人からの好奇心や哀れを一身に受けた俺はこの世にたった一人で生きてるかのような、昔観たアイアムレジェンドのような孤独感を味わったんやけど、ママテン読むとそんなのホンマにどうでも良くなる。東村アキコの、ごっちゃん(息子)に対する向き合い方は凄い。育てようとか可愛がろうとかじゃなく、一人の男として扱ってるから本気でキレたり育児放棄したりする。子どもがいるとどうしても普段の話し方や衣食住などちゃんとした方がええんちゃうかと変なプレッシャーを与えてくる人がいるが、やっぱ俺は子どもにとって一番いい影響、それは両親とも元気で機嫌よく生きてることやと思う。そういう意味で東村アキコの立ち振る舞いはめっちゃカッコイイし元気でる。
似たような話やけどロバート秋山がズボラを肯定する歌を歌ってたが ロバート秋山【マイクロズボラ】グリコ アーモンドピーク※ - YouTube
こうゆうのもホンマ、元気もらえる若者はいっぱいおるやろな。ほんで秋山の、己のマニアックさを入れ込みつつ万人にも刺さるこうゆうセンス、ホンマに凄い。
いろんな人がいろんなとこで世の中にいい影響を与えとるなぁ。(まとめ適当