SONYのプロジェクタが前から不調で修理に出したので、我が家はいよいよテレビの無い世界に突入したけど、今のとこ何の問題もない。W杯も結果は気になるけど逆に言えば気になるのは結果だけで、朝の電車でツイッターで追えれば十分なことに気づいた。
けど、ほんなら何のメディアにも触れてへんのかというとそうでもなく、スマホでAbemaやアマゾンプライム観てるんで、費やす時間はトータルでそんな変わってないやろな。んで特に最近フリースタイルダンジョンが再燃しており、毎週水曜の朝がホンマに楽しみで仕方ない(んで2週間W杯で飛んでるのがホンマに悲しくて仕方ない)。ほんでこれを読んだ。
- 作者: いとうせいこう,Zeebra,般若,漢 a.k.a GAMI,ANARCHY,KOHH,MARIA,T-Pablow
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2017/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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インタビューはいとうせいこう、ジブラ、般若、漢、ANARCHY、KOHH、MARIA、T-pablow。んでいとうせいこう読み始めて数行で気付いた、「これ読んだことある!」そう、いとうせいこう〜KOHHまでは全て、以前ユリイカで日本語ラップ特集やったときのインタビュー内容そのままの再録やった。同じAVを2回借りた時の陰鬱な気持ちになった。けどご安心あれ、最後のT-pablowのインタビュー読むだけでも1700円の価値があった。T-pablowは最近のダンジョンでもズバ抜けたかっこよさを見せつけてて、最近過去のバトル観るときはほぼT-pablow戦一択なのだが、よく言われるように決して初期の頃から完成してたわけでなく、回を重ねながらホンマにいろんな姿を見せてる。例えばTKda黒ぶち戦やACE戦みたいに哲学込めまくるバトルが個人的に好きなんやけど、じゃあそれに固執してるかと言うと回が変われば全然違う姿になってる。それが俺は単に彼の成長やと思ってたし実際それもあるやろけど、インタビューで「最新のHIPHOPを見せるのが一番HIPHOP」と語っててナルホド!と納得した。こないだの回でも言ってたように常に最新の技術を見せ続けるような挑戦をしてて、やから時にダサかったりボロ負けしたりしてるんか。バトルで勝つ、とか以上に国内のHIPHOP底上げたるで!てゆう気概、こうゆう若さで1つのジャンル背負って生きるってのが何ともかっこよかった。