お盆が明けて日常が戻ってきた。がっつり10日間くらい休んだけど、相変わらず暑いし台風も来てるし淡々と正常な日本でした。
お盆後半は小浜島に行って来た。小浜島と言えば何と言っても朝のテレビ小説『ちゅらさん』の舞台、俺は初恋の相手は国仲涼子って言えるほど好きで観てたんで、ある種聖地巡礼な旅行でもあり、撮影地のこはぐら荘やシュガーロードをナマで見てグッとくる感情も勿論あったけど、それよりも「はいむるぶし」というリゾートホテルが良すぎて、そして高層ビルが一切無い低い世界から見えた星空が凄すぎて、あんまちゅらさん関係なくめっちゃええ旅やった。俺の嫌いなものは「地震カミナリ火事人混み」ってくらい人混みが嫌いやけど、小浜島は小さな観光地なはずやのにどこ言っても人がいないのも良かった。ただあまりにホテル以外の現地の人との交流がない(見渡す限り牛とヤギだらけ..)ので、現地の人は今回泊まったようなリゾートホテルについてどう思ってるんやろかとお節介ながら考えた。新しい産業が導入される時って、いつだって現地で生きてきた人々との軋轢みたいのがあるイメージやけど、小浜の人の中にも、観光産業が発達して俺らみたいな余所者が沢山、浮かれながら上陸する姿を良く思ってへん人たちが一定数いるんやろか、、みたいな無意味な想像を膨らませた。ああ、誰も救えない、マジで無意味な想像。
けどホンマに小浜島はええとこでした。日本にはまだまだ知らない世界が沢山あるのね。こうやって思えるんも子どもが生まれて遠出しにくくなった状況がそうさせたんであって、子どもいなかった頃は「フィンランドで生ムーミン観てぇ〜」みたいなミーハーな思いだけで海外行ってたりしたけど、そんなことせんでもこんな素晴らしい土地がこんな素晴らしい距離感のトコにある、、それを知れて嬉しいです。(あっ、でもニュージーランドでヒツジの群れは追いかけたい爆)