元旦から娘の体調不良が長引いてて、今日も熱は無いものの咳や声枯れ、若干の発疹で1日中トロトロと寝てた。どうやら明日は保育園休みフラグが立ったので、俺も自然に「冬休み延長フラグ」が立った。生まれてこの方ここまでの体調不良は無かったんでビビる。やぱ小ちゃい体に大病は酷なんやと実感させられた。年明け早々、我ら共働き一家が試される1週間となりそう。
ひたすら引きこもりなんで勉強に読書に映画にインドア正月となった。昨日は新年一発目の映画として『レディ・バード』鑑賞。
(発売てつい2ヶ月前なんや、、こんなホヤホヤもんを家にいながらポチって即観れるなんて素晴らしきこの世界)
奥さんと親の関係とか見てると「母親と娘」の関係て男の俺からすると別の世界で、同性やからこその楽しみとか苦しみとか、色んな意味で大変やろなぁて思う。本作は17歳の女の子の生活を描いたもので、彼氏や友達さまざま周囲の人間出てくるけど、ダントツで考えさせられたのがやっぱ母親との関係性(自分が親になったから余計そう思うんやろか)。映画のつくりがかなりスピーディな展開で、各エピソードに然程執着せず次々進んでくから、娘や母親の心情てそこまで細かく描かれてない分尚更考える余白が多くて良かった。一番刺さったんは主人公の学校のシスターが言った
「愛情」と「注意を払う」は同じ
という言葉、この映画を表す一言と思う。作中でも母親は散々娘にキツくあたるけど、それが全部愛情故のものだって視点で見ると胸が詰まる思いがする。どうせ俺も数年後には娘から疎ましく思われる覚悟で今必死でベタベタしてるけど、疎ましがられたからといって放任するわけでもなく、娘の些細な変化に気付けて、理解してることを態度で示せるような父親になるのが理想。