残り6日で育児休業が終わり、来週の月曜からどうやら働かねばならないという状況に震えている。2ヶ月続いた育児休業、初めは0歳と4歳を同時に相手にすることに夫婦共々てんやわんやしていたが、今月真ん中くらいからだいぶアジャストしてきて、日中も寝かしつけも個々の時間を確保しつつうまく歯車が回り出したときやったから、正直今、めちゃめちゃ充実してる。後2ヶ月くらいがっつり休みたい、、
残された時間、何か自分の中に刻みたい。やりたくてもやれてなかったこと。。育児休業の振り返りや絵本の整理、など。
インターネットがたまに遅くてストレスやったんで、6年ほど使い続けたauのHOME SPOT CUBEを、メッシュ対応のTP-link製無線LANルーターに変え、家のネットワーク機器を片っ端から繋ぎなおした。在宅環境改善!ただGoogle Nest Miniが家にきたことで、popin Aladdin付属のリモレスとスマートスピーカーが共存し、
「OK Google, 音楽かけて」
「リモレス、エアコンつけて」
「OK Google, 今日の予定は」
「リモレス、YouTubeでペッパーピッグ」
と、役割分担が訳わからんくなってきた。stupidホーム!
藤井聡子さんの『どこにでもあるどこかになる前に。』を読んだ。画一化・形骸化する地元富山のそのままを描写するライターの自伝エッセイ。
印象的やったのは、古びた田舎を、作られたオシャレで無理やり都会として飾り立てるのではなく、オンリーワンっぷりをそのまま描くことで地元を盛り上げる発想に切り替えたシーン。
一度も県外に出たことのない生粋の富山県民である彼女は、私が抱いていたような東京への強い憧れもなく、都会よりも田舎の方が良いといった頑固な郷土愛もないようだった。コンちゃんにあったのは、地べたから湧き出る好奇心、それだけだった。
奥さんの地元もトンデモ田舎やけど、三品輝起さん風にいうと「ほっこりが完成されすぎている」カフェや陶器屋が近年妙に増えてる。Uターン・Iターンが盛り上ってるいい裏付けなんやけど、一方で淘汰されていくものもあるハズで、地域産業活性化って奥が深いなと思う。その「淘汰されてしまう側」の文化にフォーカスを当てて、ライターとして盛り上げていく姿勢が面白い。もともと田舎が嫌で上京して、東京に敗れて実家に戻った著者がそうなったというのも興味深いし、地域密着型ライターさんとかが読むと刺さる言葉はめちゃ多いんやろなと思う。
変わらずに在り続けていくために変わり続けようとする。私はそういった場所、人たちにどうしても惹かれてしまう。