仕事漬けの週明けナウ。研究内容はおもろくて苦じゃないのだが、それだけじゃ当然ダメでその他諸々の雑務が当然降ってくるのは会社に雇われてる以上致し方無し。にしても今日は理不尽な雑務に疲れたので、お疲れ様だよ私と昼過ぎに高めのコーヒーを買って心を癒した。
川上弘美の小説を読み始めたが近未来の中々のデストピアもので気が滅入る。ただこういう小説読むときいつも思うが、数百年後の世界とか仮定して、仮定の中で小説展開するってどんだけの想像力よと驚く。現実の世界が舞台で例えば今日みたいに疲れた日は、同じように仕事で疲れた主人公の小説や自己啓発を読めば自分を投影して「俺も明日から主人公のように頑張ろう」と思いやすいし、事実そういった小説やドラマ(←特に!)は多い且つ売れやすい。んでその売り上げってつまり作家の給料に影響するんやから、もし俺が作家ならやっぱそういった有り触れた設定で金稼ぎ狙うんかなとも思っちゃう。どんな世界でも如何に俗にまみれるかor自分流を入れ込むかの境界線ってあると思うけど、やっぱ本とか読む以上作家の「世間がどう思おうが書きてぇんだよアタシャこんなのが!」くらい振り切った作品の方が読むべきと思う。円城塔さんとか正にそんなイメージ。
あ、書きながら思い出した、そういえばAmazonプライムで今更ながらドキュメンタル全部観終わったんやった。またレビューしよ。