今日は涼しくて久々に外に遊びに行く気になったので市役所横の公園へ。思うのはみんな一緒か、たくさん子どももいて未来都市のようやった。芝生の脇には『OUTDOOR LIBRARY – URBAN PICNIC』とやらが開催されており、どうやら自分の思い入れある1冊を寄贈し、それを読んだ人が本の裏にコメントするという、本の旅のような素敵なイベントのよう。あぁ俺なら何の本を持ってこよかとメルヘンな気持ちになりながら皆さんの本棚を眺めていたが、思い入れある本半分・ちょっと処分に困ってたであろう本半分てな感じのラインナップで若干心が痛くなった。けどこれ11月までほぼ毎日開催してるとのことで要チェック。そのまま100BANに友だちのライブを観にいって、終わってから隣のYURTで娘とカレードリアをガッツついて帰った。いい1日でした、神戸はホントに素敵な街です。
さくらももこさんが亡くなり、俺は初めて読んだ漫画も初めて観た映画も『ちびまるこちゃん』やったのでやはり悲しかった。山本KIDも癌を公表していた。今年は奥さんの従姉妹もECDも亡くなった。機械学習が人間を超えつつあるこの平成で、未だに癌が死に至ることがやるせなくてならない。今かなと思い、『マイ・ベスト・フレンド』を観た。
ミリー(トニ・コレット)とジェス(ドリュー・バリモア(『ローラーガールズダイアリー』の監督!))のW主演。2人は学生時代からずっと仲良く過ごしてきたが、ミリーは若くして2児の母になるも乳がんになり、ジェスは長年子どもができない体質。映画は終始ミリーが闘病生活に苦しむ姿中心に描かれており、特に子どもに対し別れを説明するシーンは苦しくて見てられなかった。そんな中でも音楽だったり台詞の妙だったり、そして何よりジェスの在り方がめっちゃ魅力的で、悲しい映画でも終わったあとに「面白かった」と言えるつくりになってた。印象的だった1つが、ミリーが乳房を取った後筋肉が衰え腕が上がらないので、旦那に歯を磨いてもらうシーン。口の中を見た旦那がポツリと「歯がいっぱいある。」と呟くその台詞、確かに悲しい中にも案外こうゆう日常会話って出るよなぁと、「人が死んでも腹は減る」みたいな絶妙なダサさを感じて悲しいのに思わず笑ってしまった。あと終盤までずっとミリーに付き添うだけのジェスが、最後の出産のシーンでジェスを呼び出すところで、ミリーがグッと物語の主人公になったところも印象的で思わず泣いてしまった。ドリューバリモアの魅力よ!!さすが世界でもっとも美しい100人・・改めて『E・T』観よかな。