友人がくれた『呪術廻戦』の漫画、面白すぎて一気読み。ひとまず14巻までだが、あぁ最近の少年漫画は、もうこんなにも〇〇なのか、、という驚きに次ぐ驚きで驚き疲れた。進行上ネタバレが一切できない構成になってるが、理解不足な箇所もいくつもあり考察系YouTuberの考察を聞きたい、、!と思い、14巻までのネタバレや最強ランキングなど観漁ってたところ、15巻以降の衝撃のネタバレに出会ってしまい死ぬほど後悔した。。
ヨシタケシンスケさん新刊『にげてさがして』が素晴らしかった。
ヨシタケさんの著書は
- 脱力ほのぼの系(『わたしのわごむはわたさない』的な)
- こどもの想像力からの啓発系(『ふまんがあります』的な)
- ガッツリ啓発系(『あつかったらぬげばいい』的な)
の3種類あるイメージで、個人的には1と3がめちゃ好きやけど、本作は完全に3。これまでで一番メッセージ性が強く、絵本というよりはもう、詩になってる。もちろん谷川俊太郎さんのように、老若男女刺さる詩を書く人はいると思うが、ヨシタケさんが群を抜いてヤバいのは、そこに3歳くらいの子どもにも響くキャッチーな絵を添えられること。実際4歳の娘も毎作刺さってて、『あつかったらぬげばいい』は完全に覚えてるから、こないだ入浴中にシャンプーしながら「新しい自分になればいい〜」とブツブツ呟いててめっちゃ笑った。
本作は「しんどかったら逃げろ。面白いと思う方向へ進め」というど直球な内容やけど、4歳でこれを知ってるのと知らないのでは、マジでその後の人生に多大な影響与えてる可能性あるやろなと感じる。新陳代謝が悪すぎる絵本界における異端児、マジ止まらん!