育休復帰して1ヶ月経って、年度末ということもありジワジワと忙しくなってきた。ただ、2月に昇進し裁量労働制になったこともあり、日中は保育園の送迎などで短時間勤務し、早朝や深夜に働くというスタイルは嫌いじゃない。日中はどうしても後輩や協力会社の管理業務でタイムオーバーになるから、太陽の昇らぬ頃に1人しこしこと家でコーディングする時間は貴重。1年前まではこんな働き方が認められなかったことを思えば、コロナウィルスにはこの一点のみについて感謝してる。
メルカリで購入したところ、出品者さんから小さな手紙で「日々、深呼吸して生きていけますように」といったメッセージが添えられてて何とも言えん気持ちになった。
たまたま本屋の紹介で知ったが、どうやら有名?初版は1984年だが、検索すると香里奈や長澤まさみが出てたらしい青春映画や、今や懐かしきMy Little Loverの曲が出てきて、えったまたま被ってんの?と思ったが、一応本作に因んで生まれた映画や曲らしい。
計算すると、著者が45歳の時に出た詩集みたいやが、全く中堅っぷりを感じさせない見事な瑞々しさでグッとくる。特に、子どもが大人になる瞬間を描いた詩が10個ほど連続して出てくるが、そのどれもが容易に理解できるものばかり。
「なぜ」と元気に考える代わりに、「そうなってるんだ」という退屈な答えで、どんな疑問もあっさりと消してしまうようになった時。
これは4歳の娘と話してる時頻繁に感じてたんで恥ずかしくなった。裁量労働制ええわ〜とか言ってる俺は、退屈な、恥ずかしい大人。