ヨシタケシンスケさん新刊『あんなに あんなに』
『にげて さがして』が現在のヨシタケさんの最高到達点かと思てたけど、まだこんなんあるんかい、、子どもに読み聞かせながら、最後数ページで嗚咽した。てか前評判では「あんなにおもちゃ欲しがってたのに今や見向きもしない」という、子育てアルアルでベスト3には入るであろうエピソードが主軸の『なつみはなんにでもなれる』的な子どもほのぼの脱力系絵本と思てました。実際中盤くらいまでは「あるわーー」と茶化しながら子どもと読んでた。
そしたら終盤にかけては完全に親向けになってて、「あんなに子どもに振り回されてたのに今やhogehoge」というウェットな展開となる。しかも、個人的にはヨシタケさんで初めて見たけど、絵オンリーのページがあって、それによってめちゃめちゃグッとくる作りになってる。
卑怯やで!!!そら泣くで!!!特に子どもと過ごすワンシーンワンシーンを描いたページの、自転車に乗せて子どもと話してる絵でやられました。
引用するとしたらやぱコレ、
「まだ足りない。」
てとこ。
毎日毎日振り回されてる今が、後から振り返るとどんだけ満ち足りたものか、そこを自覚しとけってゆうデッカイメッセージ。受け取りました、、これからもついてゆきます。