引越しを考えている。家賃も上がるし駅からも保育園からも離れているし、何より3月末リノベ完成予定でまだ出来てもない笑 けど家の魅力と不動産屋の魅力でずっと頭から離れず・・。
職場の上司からはそれするくらいやったら中古物件買ってリノベしろと言われるが、 要は自分たちが何に重きを置くかやから、単にお金で測るだけ良し悪しは決めるべきでないと思う。
であればまだ子どもも小さい今の段階で、賃貸というフットワークの軽さを利用してもう少しいろんな家に住んで経験を積むというのは悪くないことに感じる。来週を目処に決めねば・・!
久々に宮崎夏次系さんを読んだ。『なくてもよくて絶え間なくひかる』。
長編は『夕方までに帰るよ』以来やったけど、著者作品の中では心情描写も展開もかなりわかりやすい方で読みやすかった。恋愛ものやけど1個1個の描写はやっぱりオリジナリティあって、説明でなく絵で伝えてくる感じが好き。
第3話が特に素晴らしい、ヒロインのゴールデンが主人公の回す縄跳びに入ってくるシーン。ゴールデンも武智も、妙に魅力的な女性キャラの表情がとてもよい。著者って女性作家なんか、多分昔は女性コミック雑誌に載るようか描き方をしてたんやろか(知らんけど)。
たださっき絵で伝えてくる感じが好きとは言ったものの、本作の結はよく分からんかった笑。終盤で主人公が、この世界は全部自分が作り出した虚構やったんちゃうかって錯覚するシーンがあって、え、まさか夢オチって一瞬震えたけどさすがにそれはなくて、最後にゴールデンが
全部妄想じゃなくて、私は並木の頭の中に居る、その子だと思ってる?
と問いかけたのちに何故かせっせっせーのよいよいよいをするシーン、
この肉体的なぶつかり合いがあるから、この世界は虚構じゃなく現実なのだっつう光差す終わり方、、という受け取り方であってるんやろか。ツッコミ方が千差万別ありすぎて何が本当か分からず、まあ本当なんて無いんやろけど、人それぞれの受け取り方を知りたい。