『馴染み知らずの物語』 / 滝沢カレン
著者は滝沢カレンさん。「IPPONグランプリ」を観て衝撃を受け、その後ご自身のYouTubeでやってる大喜利も何個か観た程には好きな芸能人。そんな著者が、日本の過去の名作本のタイトルと少しの知識から小説を完全創作するという、言わば小説版の大喜利。
フォローしてる本のpodcastでご本人自らゲストとして本書を紹介してたので買ってみた。正直期待してなかったが、最初の沼田まほかるさん『九月が永遠に続けば』からずむと、想像以上にちゃんと小説小説しててビックリした。ショートショートなんでオチに至るまでが速いが、ちゃんとプロットもあり、一方で著者の独特な言葉遣いも残り香として存在してた。カズオ・イシグロの『わたしを離さないで』とか、気になって原文買ってしまった笑。いやーホント多才な人で素晴らしいです。
、、、そして先ほど『A子さんの恋人』最終巻読了。あまりに素晴らしく茫然自失、、また落ち着いてレビュー書こう、、、