2人めの子が2ヶ月を迎え、マジでウソのように「わーん」と泣くし「あぐー」と話すしで可愛くて仕方ない。
『どうかこの声が、あなたに届きますように』読了。ひっさしぶりに日本の小説読んだ。
ラジオパーソナリティが主人公。骨伝導ヘッドホンを常時引っさげ、日々podcast、ClubHouse、radikoと音声メディアを巡回してる身としては、ラジオの力を語る台詞にいちいち共感できて良かった。途中アシスタントの子が言った「基本会話を受け身で聴くだけやけど、やろうと思えばメールなどでコミュニケーションすることができる。ラジオのその距離感が好き」的な言葉は特に納得。勿論SNSもその場ではあるんやけど、いかんせんTwitterはノイジーなのと文字のみの暴力性で疲れる。そこにきてこの表現力は言い得て妙やった。あと作中で、ラジオ内で12秒以上静寂が続くと放送事故になるってことを初めて知って驚いた。確かにお借りしてる電波を無駄にするって意味ではそうか、、オールナイトのわちゃわちゃ感とか日々楽しく書いてるが、MCや放送作家の方は常に話し続けるという緊張感を保ってるんやな、やはり尊敬!
あとふとした待ち時間でNumber1018号を何気なく読立ち読みしてたら、おもろすぎて購入し読了。
「AI超え」って聞いたことはあったがようやく意味を知った。とある対局で藤井聡太くんが23分費やして指した一手が、AIだと6億手先まで計算してようやく最良の一手と判断したことが後から分かったというエピソード。つーかそもそも今の将棋中継が、時々刻々と各手の評価値や優勢度合いをAIが算出し続けてるってことを知らんくてめっちゃオモロかった。そんな競技、他にないよな?指した手を全てマシンに評価され続けるって。
あと将棋は今更ながら、使ってるんが全て頭だってとこに感動する。サッカーや格闘技やら、動作一つ一つのビジュアルで「このプレイヤーすげえ」って思わされることはなく、ただただ熟考してる棋士たちが座ってて、それを見ている視聴者も「俺ならどうするか」ってみんな一斉に考えてて、その中で藤井聡太くんのような神の一手に世界が震えるってことに、たまらなく感動する。ものすごいキック力は無くとも頭脳だけで世の中を驚かすってカッコ良すぎやろ!!どうやらabemaとかでもやってるらしいんで今度見てみよう。