『文學界(2023年3月号)』読了。特集は「滝口悠生の日常」。
特集を読みたくて購入。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』で約2週間13光年彼方へ飛ばされ続けた反動からか、ただ滝口さんが歩いてるだけのあまりに日常と地続きな特集が新鮮やった。植本一子さんや『father』で気になってた写真家の金川晋吾さん、そして『長い一日』に出てきたまさかの窓目くんと、気になってた人たちが総登場してて読み応えあった。途中まで読んでる『ラーメンカレー』の副読本としても良し。
あと久々に文學界読んだけど、國分功一郎とブレイディみかこさんの対談や、津村記久子さんの文房具に関する寄稿など、寝る前やお湯沸くまでの時間とかでパラっと読めるレベルの文章が集まってる雑誌を読んだこと自体が久々でそれも良かった。