久々に仕事でC++を書く機会があり、テキストファイルの読み込み方を忘れてるくらいには脳みそ腐ってたが、ChatGPTがほぼ完ぺきな回答とコードを打ち返してくれて爆速に効率上がってるのが面白い。本当に人間は機械に使われるようになってくんだなぁ・・としみじみ実感している。
『そもそも交換日記』 / 桜林直子さん、土門蘭さん
著者お二人の交換日記。期間はコロナ禍の2020年から(この期間に書かれた日記やエッセイってホンマ多いな)。人間関係や不安、SNSなどさまざまなトピックを打ちあっていく形式やけど、お二人とも言葉を扱う方というのもあり、1つ1つの事象のかみ砕き方が高尚過ぎて、ちょっとひくほどやった笑。いや、ひくというのはネガティブですね、なんというか、「なんでここまでかみ砕いてアウトプットできるの?」という衝撃のオンパレード。ひねくれた俺にはそれがちょっと眩しすぎる程で、まるで詩集のようなきれいさがあった。
すみません批判しているみたいな表現になってますが、ちょっときれいすぎる文章が個人的に肌に合わんかったかな?という感じ。とはいえマジでパンチライン集なんで、疲れてるとき・悩んでるときの処方箋としてめちゃ働くと思います。
今、この世界中が不安の渦にいるとき、「突然やってきた不安」に対応する人はつらいけど、「デフォルトで不安」の不安対応に慣れっこのわたしたちは、ちょっとだけつよいのではないかと感じています。不安に慣れていることが安心につながる日が来るとは、なんだか皮肉だけど、世界が逆転して価値観がひっくり返った中、わたしたちにはドラえもんは登場しないけど、のび太が三振を上手にやる方法をみんなに教えたり、お昼寝のプロとして羨ましがられる世界になったのかもsれないな、などと思っています。
「自分を盛ったり謙遜してサゲたりせずに、ちゃんと自分のサイズ通り過不足なく自分について知っていると、自信のあるなしに関わらず、自分をズレなく伝えることができる」自己肯定感と客観的事実は別物ですものね。自分では大したことがないと思っていることでも、客観的に見るとちゃんとした長所やスキルだったりすることは大いにある。あるものを「ある」と認めて言えることは、とても大事です。
『A子さんの恋人』 / 近藤聡乃さん
おもろ!!!
ワールズエンドガーデンで1, 2巻だけ買った。『ニューヨークで考え中』をよく行く本屋さんでたまに立ち読みするが、あっちはエッセイ漫画であまり刺さらないものの、物語としての漫画である本作はめちゃおもろかった。『明日、死ぬには』然り、こういった「キレ・センス・皮肉に溢れる笑えるシスターフッド系漫画」はマジでオモロいな。続きを新刊で買うか迷い中。。