クイックジャパンの元編集者・北尾修一著書『いつもよりも具体的な本づくりの話を。』読了。
テキトーに年末聴いてたpodcastで2022年ベストとして紹介されてた本。記憶あやふややけど「ここまで具体的、本作る上での現代的ノウハウをおおっぴろげにしてる本はない」みたいな評やったはず。確かに、本を初版何冊で税込〇〇円で売った場合の、損益分岐試算表の具体的な計算手順とかは初めて知ってオモロかった。1冊1冊は小さくとも、そこに関わる編集・帯文・構成・デザインと、ゴソッと動く大量の人と金、めちゃめちゃダイナミックな話ばかりで圧巻やった。あとは冒頭、そもそも本とは何か考察する準備運動の賞が良かった。
「極端な意見でも発信できるもの」「未来永劫残るもの」
とかは他メディアにはない魅力で納得。そこまで金かからず誰でも出版できる、てのも意外やったし、何かしらの形で自分で本出してみたい、、と改めて思った(これ読むと誰でも思うか)。
日常へのフィードバックとしては
「いかに自分をひまにさせるかに知恵を絞る」
というパンチラインに割とくらった(「この資料作りにさほど時間割く意味ないな」とか仕事中に考えるようになった笑)。
あと、割とページ数割いて紹介されてた『一日がしあわせになる朝ごはんの本』、買ってすでに読み切ったがめちゃ良かった。。。2023年のテーマとなりそうな本。追ってレビュー書く。